ダイアネティックス 抜粋催眠術

誤催眠暗示として知られているものもあります。これを理解すれば、教義の基本的構造を理解するのに役立ちます。これらの状況の中での行動が同じだというわけではありませんが、音質的な部分においてはよく似ています。標準的な催眠術テクニック、あるいは催眠薬を使って誰かがトランスヒョーダにおかれたとしました。施術者は彼に向かって次のように言います。「目を覚ますとやらなくてはならない事があります。私がネクタイに触れたら、あなたは上着を脱ぎます。私がネクタイから手を離したら、あなたは上着を着ます。さて、私があなたに指示を与えたということは忘れます。」その後、施術者は目覚めます。彼は意識の上では、その命令に気づいていません。眠っていた時に命令を与えられたと伝えられても、それを認めないか首を傾げるだけで思い出したりはしないのでした。そこで施術者がネクタイに手を触れます。すると秘術者は熱すぎることについて何か言いながら上着を着ます。施術者がネクタイから手を離します。秘術者は『少し寒くなってきた。』と言いながら上着を着直します。施術者が再びネクタイに手を触れます。秘術者は『仕立屋で上着を直したばかりなので。』などと言いながら、ともかく自分が上着を脱ぐ理由を説明します。『背中の縫い目がきちんと縫えているかが見たい。』などと言うかもしれません。それから再び、施術者がネクタイから手を離します。秘術者は、『直しの出来は良い。』などと言って上着を着直します。施術者が何度ネクタイに触れても、秘術者は再び反応するのです。最後には、人々の表情から秘術者も何か様子がおかしいことに気付きます。しかし何がおかしいのかが分かりません。彼は、ネクタイに手を触れるのが合図となって自分が上着を脱いでいることにさえ気付いていません。彼はだんだん不愉快になってきます。施術者の外観について荒探しをし、服についての批判を始めるかもしれません。しかし、ネクタイが合図であることにはまだ気が付きません。依然として反応するのですが、自分が上着を脱がなくてはならない奇妙な理由については分からないままなのです。彼に分かることは、施術者がネクタイに触っている時に上着を着ていると居心地が悪く、施術者がネクタイから手を離している時に上着を脱いでいると居心地が悪いということだけです。

こうした様々な行動は、反応心とは何かを理解する上で極めて重要です。催眠術は実験の為だと知られます。

ダイアネティクス療法では使えませんが、心を調べ、反応を得るための手段としては役立ちました。意識とは接触していない心の部分があること。そこにもデータが存在していることが証明されました。

心のこの部分の研究こそが、病気、心意性の病気、その他の逸脱という問題の解決へと繋がりました。