基本的な心の仕組み…  

分析心,反応心

心を構成する2つの部分

L. ロン ハバードは、人が普段使っている心のある部分に、真の潜在能力が存在するということを発見しました。ここは「分析心」と呼ばれます。なぜ「分析」かというと、これが情報の分析を司る部分だからです。

ハバードは分析心の働きを、情報を完璧に記録し保管するコンピュータに例えています。これは人が普段の生活の中で考え、決定を下すために用いている心です。

人の記憶は通常、情報のファイルがコンピュータに記録されるように、分析心に記録されます。

人が自分の分析心に何かを尋ねると、常に正しい答えを差し出します。例えば「高校の卒業式」というデータを要求すれば、その卒業式の映像、そこにいた人、音や色、自分の身体の位置、そのほか何百もの知覚が得られるでしょう。

感情的な苦痛や肉体的な苦痛の瞬間を除けば、分析心は常に機能していて、上記のようなさまざまな情報を含んだ「心の映像」を記録し続けています。

人は、決定を下し、自分の望むことを達成するために、分析心に記録されたすべての情報を利用しています。人がどれくらいうまく生きられるかは、分析心を活用できる度合いに左右されます。

間違いの根源は?

分析心がそれほど完璧で、常に正しい答えを出すものだとしたら、どうして「間違い」が起こるのでしょう?

ある朝は最高の気分で目を覚ましたかと思えば、翌日にはベッドを出たくなくなるのはなぜでしょう?

なぜ最愛の人を傷つけてしまうのでしょう?

悪いと知っていることをどうしてもやりたくなるのはなぜ?理屈に合わない行動や感情はどこから生じるのでしょう?

安心してください。それは本来のあなたではありません。

肉体的な苦痛と感情的な苦痛

過去に経験した感情的な苦痛だけでなく、肉体的な苦痛も心の中に記録されますが、それらを取り除くことは不可能だと思われています。そう感じる理由は、こうした苦痛が「反応心」と呼ばれる心の第2の部分に封じ込められているからです。

分析心が完璧なコンピュータだとすれば、反応心はそれに感染したコンピュータ・ウィルスのような存在です。反応心は完全に非論理的で、完全に不合理かつ無益です。

反応心は、ストレスにさらされた時、痛みを感じている時、病気の時に作動します。それは事故や手術のような、肉体的な苦痛を伴う無意識の時間を記録します。また、死や離婚、ビジネスの失敗といったひどい感情的な苦痛や喪失の瞬間もここに記録されます。

苦痛を伴う出来事が反応心に記録されると、自分自身の意志や適切な判断に反する形で、こうした出来事が、その人の感情や考えや行動を無意識のうちにコントロールするようになります。

反応心は、人が生きている中で感じるすべての痛みや苦しみの唯一の根源です。あらゆる不合理さの唯一の根源は、反応心なのです。

では、あなたの反応心には何が記録されているのでしょう?愛し合っていた人と最悪な別れ方をした時のことかもしれません。仕事上のひどい挫折かもしれません。重い病気や自動車事故かもしれません。子供時代のトラウマが今でもあなたに悪影響を及ぼしているのかもしれません。

L.ロン ハバードは、人生におけるすべての苦痛の経験が反応心に含まれていることを発見しました。誰もが反応心を持っていますが、その内容はその個人の経験によって異なります。

 

クリアーの状態

反応心の影響がなければ、あなたは明晰に思考し、合理的に行動し、本来の自分を取り戻すことができるようになります。このような状態を「クリアー」と呼びます。この「クリアー」の状態に達した人は、実は何万人もいます。あなたも「クリアー」になれます。

夢を実現させる力は、実はあなたの中に存在します。それを妨げているものを突き止め、取り除きさえすれば、その力が発揮されるようになります。

反応心の影響から自由になるために、ダイアネティックスの手法を実践してみてください。